ドラゴンモデルズ1/6 SOLDAT 004B 装甲擲弾兵ヴィリシュ・ビースト ミリタリー

ドラゴンモデルズ社製、2006年発売でSOLDAT第4弾004Bのドイツ国防軍第7装甲師団第7装甲擲弾兵連隊所属のヴィリシュ・ビースト上等兵のフィギュアです。SOLDAT(一兵卒)シリーズ第4弾は何と国防軍第7装甲師団所属の装甲擲弾兵004Aのアーノルド・ショーンと004Bのヴィリシュ・ビーストの2種類が同時に商品化されました。今回はその両方の出品です。1940年フランスの降伏によりパリが陥落した後、暫く続いたドイツ軍の攻勢も1942年のスターリングラード包囲戦でドイツ側が敗走すると第7装甲師団は駐留していたフランスを離れ2度目の南ロシアへ遠征。ドン軍集団と共に東部戦線の崩壊を食い止めつつハリコフでの大反攻にも参加。　"Zhitomir 1943" のタイトルはバルバロッサ作戦上ウクライナの首都キエフ(キーウ)を落とす最短の拠点となったジトミールに於いての3次にも亘る激戦を意味しています。この戦役で第7装甲擲弾兵連隊は大きな戦果を挙げました。出品の品物は今回もSOLDATシリーズの名に恥じないアクセサリー類が満載の豪華なBOXセットとなっており通常の装備品のみならず火器にはMG42機関銃と関連パーツ(交換用銃身x2本&ケース、50連発弾帯、50連発ドラム弾倉x2個&キャリーケース、機銃台座など)が多数付属します。また1943年から支給が開始された戦闘糧食のパックと収納ケース類も多く同梱されており興味深いオマケです。1943年3月からは悪化した東部戦線の戦況を受け軍の士気を挙げる為にプロイセン騎士時代の陸軍エリートの伝統に倣い歩兵を擲弾兵(Grenadier)、機械化(自動車化)された擲弾兵を装甲擲弾兵(Panzergrenadier) と呼称するようになり併せて兵科色も歩兵と同じであった白に代わって新たに擲弾兵用の黄緑色が制定されました。出品のヴィリシュには黄緑色の線入り肩章が付き、二級及び一級鉄十字勲章、1939年戦傷章黒章、歩兵突撃章銀章、更に白兵戦章銅章(前線での近接戦闘に連続して15日以上参加の兵士)と沢山の勲章が付いており非常にカッコ良いフィギュアです。品物は未使用品なのですがベルトが経年劣化(写真3)により脆くなっている事を考慮し価格を下げての出品です。状態の良いベルトはメルカリ等で簡単に見つかると思います。以上をご理解頂ける方、宜しくお願い致します。

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